Little Simz / Lotus(Ltd Electric Pink LP w Japanese Obi)
¥6,500
英国最高峰の音楽賞であるマーキュリー・プライズを筆頭に、英国最大の音楽賞ブリット・アワードの最優秀新人賞英MOBOアワードなど数々の音楽賞を受賞し、様々なラッパー / アーティストからも厚い信頼を集めるスター性とアーティスト性の両方を兼ね備え今ではUKを代表するラッパーへと注目度を上げたLittle Simzによる6枚目のアルバム『Lotus』のレコードを入荷しました。
これまで多くのゲストを迎えるタイプのアーティストでは無かったLittle Simzだが、今作ではSampha、Moses Sumney、Michael Kiwanuka、Yussef Dayes、Yukimi、Obongjayar、Moonchild Sanelly、Lydia Kitto、Miraa May、Wretch 32、Cashhといった数多くのアーティストとのコラボレーションが実現しているのが今作の一つの特徴だろう。これは恐らく元々ずっとタッグを組んでいたInfloと金銭的なトラブルが発生し、今回からメインのプロデューサーがMiles Clinton Jamesへと移り変わったこともあるかもしれない。
アルバムはサイケデリックなギターサウンドが特徴的な「Thief」からスタートするが、これはまさに”why do you lie? why do you steal?"とラップされている事からも恐らく先ほど言及したInfloへの怒りがリリックになっていると思われるが、今までたくさんの名作を作り上げてきた2人がこのようになってしまうのはやっぱり残念に思える。ただキレッキレなLittle Simzは続く「Flood」も含めて流石にクールだ。
3曲目「Young」はこれまでのLittle Simzとはかなりイメージがかけ離れるコミカルさも感じ取れる曲。去年くらいにアメリカン・アイドルでバズってたSophie Powersとかがイヤでも頭をよぎるような曲でかなり以外だけど、これがかなりハマっている。これは新しいプロデューサーと手を組んだ良い部分が出た曲と言っても良いでしょう。
4曲目に収録されている「Only」Little Simzがもう一つ得意としていたネオソウルを取り込む形の曲で、このタイプの曲がハズレになるわけがないし、Moses SumneyとMiraa Mayをゲストに迎えた「Peace」でもよりアコースティックで心地良いサウンドで優雅な時間を与えてくれる。特にMoses Sumneyのパートが最後の最後で登場したときの多幸感は本当にたまらないもので、SZAとか好きな人にも聞いてほしい美しさも同時に感じることができる。
8曲目「Lion」はフリースタイルのジャズセッションを聞いているかのような自由な曲でクラフトロックっぽさすらあるギターサウンドからレゲエ感すら感じさせるムードまでがダンスを誘う曲に仕上がっているし、Little Dragonの Yukimiをゲストに迎えた「Enough」ではNYCのポストパンクなどの要素も強く感じさせる実験的な楽曲に仕上がっていて、今作のアルバムの中盤ではわりと遊んでいるというか、今までに無い試みをトライしているのが伝わってくる。
11曲目は「Lonely」ではリアルな楽器の質感が強く残った乾いたジャジーなサウンドの中で、自身の音楽制作がスランプ状態だったことをカミングアウトし、その感情を一言で「Lonely」と名付けている。
最後は元々Little Simzとの親交が深いとされているSamphaをゲストに迎えて、このアルバムを〆ることになる。Little Simzらしさも感じ取れるし、新しい要素も散りばめたアルバムに仕上がっているけど、リリックが相変わらず素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしい。
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◆ LP(Ltd Electric Pink Vinyl)/ Japanese Obi / 解説書 / 歌詞対訳
Tracklist:
1.Thief
2.Flood (feat. Obongjayar & Moonchild Sanelly)
3.Young:https://youtu.be/s07gWh37Xcc?si=7Y-K8SZ12RxQ9-1B
4.Only (feat. Lydia Kitto)
5.Free
6.Peace (feat. Moses Sumney & Miraa May)
7.Hollow
8.Lion (feat. Obongjayar)
9.Enough (feat. Yukimi)
10.Blood (feat. Wretch 32 & Cashh)
11.Lotus (feat. Michael Kiwanuka & Yussef Dayes)
12.Lonely
13.Blue (feat. Sampha)
Listening the album:https://open.spotify.com/intl-ja/album/0ofdTvYtx4LpsVjemJt71X?si=XUHm6AW2TUeSnnpQDfRxpQ
◆関連リンク
Facebook
https://www.facebook.com/LittleSimz
Instagram
https://www.instagram.com/littlesimz
Release Date : 6 June 2025
Label:AWAL
これまで多くのゲストを迎えるタイプのアーティストでは無かったLittle Simzだが、今作ではSampha、Moses Sumney、Michael Kiwanuka、Yussef Dayes、Yukimi、Obongjayar、Moonchild Sanelly、Lydia Kitto、Miraa May、Wretch 32、Cashhといった数多くのアーティストとのコラボレーションが実現しているのが今作の一つの特徴だろう。これは恐らく元々ずっとタッグを組んでいたInfloと金銭的なトラブルが発生し、今回からメインのプロデューサーがMiles Clinton Jamesへと移り変わったこともあるかもしれない。
アルバムはサイケデリックなギターサウンドが特徴的な「Thief」からスタートするが、これはまさに”why do you lie? why do you steal?"とラップされている事からも恐らく先ほど言及したInfloへの怒りがリリックになっていると思われるが、今までたくさんの名作を作り上げてきた2人がこのようになってしまうのはやっぱり残念に思える。ただキレッキレなLittle Simzは続く「Flood」も含めて流石にクールだ。
3曲目「Young」はこれまでのLittle Simzとはかなりイメージがかけ離れるコミカルさも感じ取れる曲。去年くらいにアメリカン・アイドルでバズってたSophie Powersとかがイヤでも頭をよぎるような曲でかなり以外だけど、これがかなりハマっている。これは新しいプロデューサーと手を組んだ良い部分が出た曲と言っても良いでしょう。
4曲目に収録されている「Only」Little Simzがもう一つ得意としていたネオソウルを取り込む形の曲で、このタイプの曲がハズレになるわけがないし、Moses SumneyとMiraa Mayをゲストに迎えた「Peace」でもよりアコースティックで心地良いサウンドで優雅な時間を与えてくれる。特にMoses Sumneyのパートが最後の最後で登場したときの多幸感は本当にたまらないもので、SZAとか好きな人にも聞いてほしい美しさも同時に感じることができる。
8曲目「Lion」はフリースタイルのジャズセッションを聞いているかのような自由な曲でクラフトロックっぽさすらあるギターサウンドからレゲエ感すら感じさせるムードまでがダンスを誘う曲に仕上がっているし、Little Dragonの Yukimiをゲストに迎えた「Enough」ではNYCのポストパンクなどの要素も強く感じさせる実験的な楽曲に仕上がっていて、今作のアルバムの中盤ではわりと遊んでいるというか、今までに無い試みをトライしているのが伝わってくる。
11曲目は「Lonely」ではリアルな楽器の質感が強く残った乾いたジャジーなサウンドの中で、自身の音楽制作がスランプ状態だったことをカミングアウトし、その感情を一言で「Lonely」と名付けている。
最後は元々Little Simzとの親交が深いとされているSamphaをゲストに迎えて、このアルバムを〆ることになる。Little Simzらしさも感じ取れるし、新しい要素も散りばめたアルバムに仕上がっているけど、リリックが相変わらず素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしい。
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◆ LP(Ltd Electric Pink Vinyl)/ Japanese Obi / 解説書 / 歌詞対訳
Tracklist:
1.Thief
2.Flood (feat. Obongjayar & Moonchild Sanelly)
3.Young:https://youtu.be/s07gWh37Xcc?si=7Y-K8SZ12RxQ9-1B
4.Only (feat. Lydia Kitto)
5.Free
6.Peace (feat. Moses Sumney & Miraa May)
7.Hollow
8.Lion (feat. Obongjayar)
9.Enough (feat. Yukimi)
10.Blood (feat. Wretch 32 & Cashh)
11.Lotus (feat. Michael Kiwanuka & Yussef Dayes)
12.Lonely
13.Blue (feat. Sampha)
Listening the album:https://open.spotify.com/intl-ja/album/0ofdTvYtx4LpsVjemJt71X?si=XUHm6AW2TUeSnnpQDfRxpQ
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Release Date : 6 June 2025
Label:AWAL
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