アメリカのインディー界のスーパーヒーローグループ、boygeniusのメンバーであり、圧倒的でパワフルな歌声を持つSSW、Julien Bakerと独特なオルタナティブを表現するのが上手でこれまでに素晴らしいソロ作を何枚もリリースしているMackenzie Scottのプロジェクト、TORRES。

彼らが2016年に共演したライブをキッカケにスタートして制作された初のコラボアルバムアルバム『Send A Prayer My Way』が完成しました！

Julien Baker & TORRESというタッグ聞いた時はまず間違いない作品になると思っていたのですが、その通りUSインディーファンからアメリカンなカントリーが好きな人にまで刺さるアルバムに仕上がっています。

冒頭を飾る「Dirt」から本当に2人の歌声が混じり合うだけで贅沢さを感じさせてくれる穏やかで哀愁さもあるインディーフォークを鳴らすと、TORRESがメインヴォーカルを務めた「The Only Marble I've Got Left」は完璧なカントリーで、テキサスとかでこの曲が流れながら踊っている人たちことがすぐに想像できる。

3曲目「Sugar in the Tank」はWaxahatcheeとかが好きな人はマストでチェックしてほしいインディーロック要素も強いカントリーロックでboygeniusからJulien Bakerが好きになった人にもシンプルに届くと思うし、誰かと一緒に逃げ出したくなる夜のことを歌っている「Downhill Both Ways」とかに関しても星空が見えてくるような美しいアコースティックギターのサウンドと比較的Julien Bakerのソロの作風に近しいメロディーラインがとにかく最高。

7曲目「Tape Runs Out」とかはギターの不協和音とかを使いつつ今作の中でも特にダークな音像で仕上げている楽曲だけど、その中でもちゃんとカントリーの要素を感じ取れるのが面白いし、「Tuesday」や「Goodbye Baby」のようなメロディーから変化球な楽曲も良い味を出してますね！

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◆ LP（Ltd Blue Vinyl）/ Japanese Obi

Tracklist：
1.Dirt
2.The Only Marble I've Got Left
3.Sugar in the Tank：https://youtu.be/V4kYwPXrD0o?si=usrMbgsBh_tDmRZ0
4.Bottom of a Bottle
5.Downhill Both Ways
6.No Desert Flower
7.Tape Runs Out
8.Off the Wagon
9.Tuesday
10.Showdown
11.Sylvia：https://youtu.be/P0MhFvH-eTU?si=HjLJwpXlQWHVexBA
12.Goodbye Baby

Listening the album：https://open.spotify.com/intl-ja/album/7wVTqZ02NOssDk9xfo9Imf?si=rJP15mDCRlSI-zwONTXh6A

Julien Baker & TORRES - "Dirt" (Live at Banquet Records, St. John’s Church)
https://youtu.be/gl_cc5xr5AQ?si=BklLRFcvzubrt1OM

Release Date : 18 April 2025
Label：Matador Records

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