DOGO / TV,Dramatic(CD)
¥2,200
1999年生まれ、2018年〜23年の間シカゴでジャズ・ミュージシャンとして活動していた横山タケマロが架空のロックバンドとして一人でスタートさせたDOGO。5台のiPhoneを使用し、作詞作曲、ミックス、マスタリングまで全て一人で行ったデビュー作品『TV,Dramatic』を入荷しました。
僕自身ジャズジーンには詳しくは無いけどシカゴで活動中のアーティストというと、日本にルーツを持つSen Morimotoのようなジャズに通じるアーティストや彼が主催するレーベル〈Sooper Records〉からもNNAMDÏのようなとにかく異色なジャズに通じるアーティストのインディーファンの僕でも遭遇できるし、DehdやLala Lalaのような異色なポストパンク・バンドも存在している。そう考えると、DOGOというアーティストがシカゴで活動していたのも妙に納得してしまう作品に『TV,Dramatic』は仕上がっている。
2曲目に収録されている「デッド」とかを聞いていると気怠いヴォーカルと淡々としたムードを醸し出すIphoneで録音されたことが伝わってくるような乾いたリズムが逆にマッチしているし、「クレイジーな老婆がさ鈍ったリズムで歩いている」のような語感が気持ちよくて驚きのあるリリックのセンスがとにかくアルバムを通して抜群だ。
3曲目「無題2」はブルージーなギターリフの上で語るように刺々しい言葉を連発するで、中盤で登場するサックスのサウンドの虚無感を作り出している感じとかもたまらないし、続く4曲目「The Speed Maniac」では自身のルーツがジャズにあるところがリズムの奥側から伝わってくる。
7曲目「素晴らしいパツキン」とかも実験的で中毒性のあるギターサウンドとリズムが絡み合うけど、ヴォーカルは基本的にシンプルな感じがポストパンクとしてのルールの中で遊びまくっている感じがあって素敵だし、よりノイジーで次の展開が予想できない「Hardboiled Motherfucker」とかも面白い。
とにかくシカゴっぽさがリズムから飛び出しているし、ギター、リズム、ヴォーカルのどれもが個性的にも関わらず最終的にうまくまとまってるポストパンクだし、何よりもリリックが超最高。日本語でやる意味超ありのバンドと言って良いでしょう!
—
◆ CD / DOGO LIVE AT SHINJUKU 2025 DIGTAL
Tracklist:
1.路上 (On The Road)
2.デッド (DEAD)
3.無題2 (Untitled2)
4.ハードボイルド・マザーファッカー (Hardboiled Motherfucker)
5.スピード狂、風、風 (The Speed Maniac)
6.映画 (Film)
7.素晴らしいパツキン (Golden Blonde)
8.瞬きしましたか? (Did Someone Brink?)
9.レズビアンビーチ・サックド (Lesbian Beach Sucked)
10.宮殿ガンク (Gunk)
11.しかし、車がある (But, A Car)
12.泥棒は立ち止まらない (Thief, No Stop)
Listening the album:https://dogodelic.bandcamp.com/album/tv-dramatic-2
◆関連リンク
Instagram
https://www.instagram.com/dogodelic
Release Date : 25 April 2025
Label : DOGO / BeatDAYZ / dotlinecircle
僕自身ジャズジーンには詳しくは無いけどシカゴで活動中のアーティストというと、日本にルーツを持つSen Morimotoのようなジャズに通じるアーティストや彼が主催するレーベル〈Sooper Records〉からもNNAMDÏのようなとにかく異色なジャズに通じるアーティストのインディーファンの僕でも遭遇できるし、DehdやLala Lalaのような異色なポストパンク・バンドも存在している。そう考えると、DOGOというアーティストがシカゴで活動していたのも妙に納得してしまう作品に『TV,Dramatic』は仕上がっている。
2曲目に収録されている「デッド」とかを聞いていると気怠いヴォーカルと淡々としたムードを醸し出すIphoneで録音されたことが伝わってくるような乾いたリズムが逆にマッチしているし、「クレイジーな老婆がさ鈍ったリズムで歩いている」のような語感が気持ちよくて驚きのあるリリックのセンスがとにかくアルバムを通して抜群だ。
3曲目「無題2」はブルージーなギターリフの上で語るように刺々しい言葉を連発するで、中盤で登場するサックスのサウンドの虚無感を作り出している感じとかもたまらないし、続く4曲目「The Speed Maniac」では自身のルーツがジャズにあるところがリズムの奥側から伝わってくる。
7曲目「素晴らしいパツキン」とかも実験的で中毒性のあるギターサウンドとリズムが絡み合うけど、ヴォーカルは基本的にシンプルな感じがポストパンクとしてのルールの中で遊びまくっている感じがあって素敵だし、よりノイジーで次の展開が予想できない「Hardboiled Motherfucker」とかも面白い。
とにかくシカゴっぽさがリズムから飛び出しているし、ギター、リズム、ヴォーカルのどれもが個性的にも関わらず最終的にうまくまとまってるポストパンクだし、何よりもリリックが超最高。日本語でやる意味超ありのバンドと言って良いでしょう!
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◆ CD / DOGO LIVE AT SHINJUKU 2025 DIGTAL
Tracklist:
1.路上 (On The Road)
2.デッド (DEAD)
3.無題2 (Untitled2)
4.ハードボイルド・マザーファッカー (Hardboiled Motherfucker)
5.スピード狂、風、風 (The Speed Maniac)
6.映画 (Film)
7.素晴らしいパツキン (Golden Blonde)
8.瞬きしましたか? (Did Someone Brink?)
9.レズビアンビーチ・サックド (Lesbian Beach Sucked)
10.宮殿ガンク (Gunk)
11.しかし、車がある (But, A Car)
12.泥棒は立ち止まらない (Thief, No Stop)
Listening the album:https://dogodelic.bandcamp.com/album/tv-dramatic-2
◆関連リンク
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Release Date : 25 April 2025
Label : DOGO / BeatDAYZ / dotlinecircle
ショップの評価
Thank you so much
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